高温熱水系に生息するウイルスゲノムの解析

望月智弘
(東京工業大学 地球生命研究所 研究員)

2018年3月29日木曜日

Astrobiology誌に論文掲載

ポートランド州立大学とカリフォルニア州立大学バークレー校の共同研究者との総説論文が、Astrobiology誌から公開されました。

Berliner A., Mochizuki T., Stedman K.
Astrovirology: Viruses at Large in the Universe
https://www.liebertpub.com/doi/10.1089/ast.2017.1649

このAstrobiology誌は、地球上の生命の起源・進化、極限環境微生物、地球外生命体などといったキーワードをカバーする雑誌で、編集者にはNASA関係者なども多数含まれています。

私自身は100℃前後の熱水に生息する「超好熱菌(hyperthermophile)」「古細菌(archaea)」ならびにそれらに感染するウイルスの研究を行っています。

今回の論文は、地球上に膨大な数存在する微生物に感染するウイルスの多様性、ならびにそれらがいかに生命40億年の進化に寄与してきたか、というものを紹介した総説(まとめ)論文でした。

そして記念すべきことに雑誌の表紙も飾りました。





助成期間も終わりに近づきましたが、ちょっとここから連載で、
「生命の起源」と「地球外生命体」
という、一度は誰しもふと疑問に思った問題について、SFではない科学的視点で紹介していきたいと思います。